Aki Inomata
1983年生まれ。2008年東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻 修了。東京在住。人間以外の生きものや自然との関わりから生まれるもの、あるいはその関係性を提示している。アンモナイトとタコを長大な進化の時を超えて出会わせる「進化への考察」、ヤドカリが世界各地の都市をかたどった透明な「やど」へと引っ越しを続ける「やどかりに『やど』をわたしてみる」、真珠母貝に小さな立体の核を挿入し、貨幣の肖像をモチーフにした真珠をつくった「貨幣の記憶」、「犬の毛を私がまとい、私の髪を犬がまとう」など、生きものと共に制作した作品を多く発表。近年の主な展覧会に、2022-2023年「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京)、2022年「あいち2022」(愛知)、 2020-2021年「Broken Nature」(ニューヨーク近代美術館:MoMA)、2019年「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」(十和田市現代美術館 、青森)、2019年「第22回ミラノ・トリエンナーレ」(トリエンナーレデザイン美術館、ミラノ)、「トロントビエンナーレ」(トロント、カナダ)、2018年「Thailand Biennale 2018」(クラビ、タイ) など。