96th metaPhorest セミナー
今回のmetaPhorestセミナーは、metaPhorestに在籍している若手による、萌芽的な中間報告になります。今回の発表は、基本的に日本語です。どうぞお気軽にお越しください。 Zoomも併用します。こちらのリンクからご参加ください: https://zoom.us/j/93571948104?pwd=Vmt4elhlTkNmQU9uVGdKOWI4STdNUT09
2024年10月11日(木)19:00-20:40
早稲田大学先端生命医科学研究施設(TWIns)3F セミナールーム3
①松村 寛季「ミジンコ泳ぎを通して築くヒトとミジンコの新たな関係性について」
高粘度ローションにてミジンコ泳ぎの模倣を試みたプロジェクト「ミジンコを真似て泳いでみる」について紹介する。また、スポーツをキーワードとした新たに進行中の「(仮)全日本ミジンコ泳ぎ選手権大会」について説明する。
Tomoki Matsumura
1997年生まれ。幼少期から水泳に取り組み、2018年にフィンスイミングにて日本選手権優勝と世界大会出場を経験。生命やアートに興味があることから、2020年よりmetaPhorestに参加。これまでの水泳経験をもとに、ミジンコ泳ぎの開発と研究を行い、パフォーマンスを通して生物(ミジンコ)の世界を考察することを目的としている。
②秋 建太郎「コケ植物との関係を「苔の衣」から捉え直すバイオ・アートの制作研究」
metaPhorestに加わって1年を経た新人の秋建太郎は、日本文化に登場する苔に興味を持ち、特に鎌倉時代の和歌で詠まれた「苔の衣」に着目した。苔のみを用いて僧衣を作り、実際に着用することで苔と人の新たな距離感を模索している。
Kentaro Aki
2001年生まれ。早稲田大学大学院電気・情報生命工学専攻1年、岩崎秀雄研究室在籍。2022年からmetaPhorestに参加。コケ植物の日本文化における時間的変遷に興味をもっている。和歌で詠まれてきたコケ植物のイメジャリーに着目し、コケ植物と日本人の関係を再定義するアートの制作を試みている。