102nd metaPhorest seminar by 菅野創 So Kanno & 石橋友也
Friday, December 6th, 2024, 19:00-20:40 2024年12月6日(木)19:00-20:40
Waseda TWIns & ONLINE
This seminar will be held at Waseda TWIns & online. Zoom Link
This event will be primarily in Japanese. 12/6(金)の第102回のmetaPhorestセミナーは、metaPhorestメンバーであり岩崎研究室卒業生の石橋がホストを務め、アーティストであり、愛知県立大学特任教授を務める菅野創さんをお招きします。菅野さんは電子工作やコンピューターを用いて、音やイメージの実在性を問いかける作品を多数発表されてきました。今回は特に群知能や創発にも関わる、近年手掛けられている多数のロボットを用いた制作を中心にお話いただきます。 また石橋は、現代の河川への関心に基づく制作と現在進行中の自作顕微鏡のプロジェクトについて紹介します。二人の活動を通じて、芸術の制作におけるテクノロジーのあり方や技術的な発見の重要性についても議論したいと思います。
場所:早稲田大学先端生命医科学研究施設(TWIns)3Fセミナールーム3(新宿区若松町2-2) https://www.waseda.jp/top/access/twins 対面を基本として行いますが、オンラインでも中継します。ただし、研究所内のネットワーク環境の都合上、映像が不鮮明になる可能性がありますのでご了承ください。また今回のトークは日本語で行います。
菅野創 So Kanno について
アーティスト。愛知県立大学特任教授。1984 年生まれ。2013 年からベルリンを拠点に活動。テクノロジーの進化や変化がもたらす事物の本質的な変化に自覚的に、新しい視点をもたらすべく作品を制作する。近年は多数のロボットを用いた作品を主に制作している。主な受賞に《Lasermice》で第22回文化庁メディア芸術祭優秀賞、《かぞくっち》(菅野創+加藤明洋+綿貫岳海)でPrix Ars Electronica 2024 Interactive Art+部門でHonorary mention受賞など。武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科 卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科メディア表現専攻 修了。 http://kanno.so
石橋友也 について
アーティスト。1990年生まれ。2014年 早稲田大学先進理工学術院修了。大学では生物学を学ぶ。現代的な科学やテクノロジーの視点から、品種改良種や人工知能、文字などの自然と人為の境界に位置する対象の性質、構造、来歴に迫る実践を行う。2012年より早稲田大学生命美学プラットフォーム“metaPhorest”に所属。2023年IAMAS博士後期課程入学。現在は生物学にまつわる芸術の研究と制作を行う。主な受賞に文化庁メディア芸術祭優秀賞(2021)、第25回岡本太郎現代芸術賞入選(2022)など。 https://www.shibashiishibashi.com/