104th metaPhorest seminar by 塚本隆大Takahiro Tsukamoto & 斎藤帆奈Hanna Saito
Friday, January 10th, 2025, 19:00-20:40 2025年1月10日(金)19:00-20:40
This event will be primarily in Japanese. 1/10(金)のmetaPhorestセミナーは、metaPhorestメンバーの二人、芸術人類学研究者の塚本隆大と、アーティストの齋藤帆奈が、バイオ(メディア)アートの射程や最近気になっている論点について紹介します。 【日時・場所】 2025年1月10日(金)19:00-21:00 早稲田大学先端生命医科学研究施設(TWIns)3F セミナールーム3
zoom(映像の画質は悪いので、なるたけ現地にお越しください) https://zoom.metaphorest.org/ ・塚本隆大「バイオ・アートの美学―いかに「生命」は異化されるのか―」 近年、多くのアーティストが「生命」を題材とした様々な実践を行っている。本発表では、実際の作例を追いながら、そこにおいて、どのように「生命」が眼差され、描かれているのか、また、そこからどういった問題を新たに展開し得るのかを考えていく。 ・齋藤帆奈「脱人間中心主義」をめぐるアポリア
塚本隆大 について
東京大学大学院総合文化研究科超域科学専攻(文化人類学分野)博士課程 在籍。東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業後、東京大学大学院へ入学。「芸術の鑑賞経験・制作経験が人の身体・意識に与える再帰的な影響を見ること」をテーマに研究を行う。 東京大学大学院卓越大学院GSI-WINGS 卓越リサーチアシスタント。metaPhorestメンバー。
斎藤帆奈 について
多摩美術大学工芸学科ガラスコースを卒業後metaPhorestに参加し、バイオアート領域での活動を開始。現在は東京大学大学院学際情報学府博士課程に在籍(筧康明研究室)。理化学ガラスの制作技法によるガラス造形や、生物、有機物、画像解析等を用いて作品を制作しつつ、研究も行っている。 近年では複数種の野生の粘菌を採取、培養し、研究と制作に用いている。主なテーマは、自然/社会、人間/非人間の区分を再考すること、表現者と表現対象の不可分性。《“Eaten Colors Ver.2》(2020) でROOMS41にてFRaUエシカルアワード受賞。その他、論考多数。