125th metaPhorest セミナー
2026年10月23日(金)19:00-21:00

125th metaPhorest Seminar by 石橋友也 Tomoya Ishibashi
This event will be primarily in Japanese, but questions and comments in English are also welcome.
10/23(金)のmetaPhorestセミナーでは、メンバーの石橋友也が、川で拾ったゴミや自然物を使って自作した顕微鏡を通じて都市の水環境を探究する、近年のプロジェクト《Self-reference Microscope》について紹介します。
セミナー後の懇談タイムもあります。ぜひお越しください!
2026年10月23日 (金) 19:00–21:00 早稲田大学 先端生命医科学研究施設(TWIns)3F セミナールーム3
https://maps.app.goo.gl/Wy23SqPPMo3P7V8JA
ONLINE (映像の画質が悪いため、可能な方はぜひ現地へお越しください)
This seminar can also be held online. Zoom Link
ゴミでつくった自作顕微鏡で見る都市の水環境
本セミナーでは、アーティスト・石橋友也が近年取り組む《Self-reference Microscope》シリーズを中心に、その制作プロセスやフィールドワークを通じて見えてきた、都市の水環境についてお話しします。
《Self-reference Microscope》は、川で拾ったゴミや自然物を使って顕微鏡を自作し、その川の水を観察するプロジェクトです。2024年、石橋の故郷を流れる荒川から始まった本作では、ガラス片やプラスチック、硬貨や空き缶などを用いて観察装置へと作り変えることで、自然と人為の入り混じる今日の河川の微視的な世界を探究してきました。この活動はその後、神田川や渋谷川といった都市河川、さらには東京の地下に張り巡らされた下水道へと広がり、都市を流れる水と人間の営みとの複雑な関係を浮かび上がらせています。
本セミナーでは、都市河川で発見したさまざまなゴミ、江戸時代の神田上水と俳人・松尾芭蕉の意外な関係、渋谷川の特殊性、そして下水処理システムを支える微生物たちの働きなど、制作の過程で出会った多様なエピソードを交えながら《Self-reference Microscope》シリーズの展開を辿ります。
石橋友也 Tomoya Ishibashi
1990年、埼玉県生まれ。生物学をバックグラウンドに持ち、自然と人為、技術と芸術の境界への関心に基づく制作を行う。主な作品に、キンギョを祖先のフナに逆品種改良することを試みる『金魚解放運動』(2012-2017)、川で拾ったゴミや自然物で顕微鏡をつくり、川の水を観察する《Self-reference Microscope》(2025-)など。2012年より早稲田大学生命美学プラットフォーム「metaPhorest」に所属。2014年、早稲田大学先進理工学術院修了。2023年情報科学芸術大学院大学[IAMAS]博士後期課入学。近年参加した主な展示に「センシング・ストリームズ〜生きものとともに」(2025, 東京日仏学院)、「 IAMAS ARTIST FILE #10 繭/COCOON:技術から思考するエコロジー」(2025, 岐阜)、 「遍在、不死、メタモルフォーゼ」(2024, 京都・瑞雲庵)など。主な受賞に第23回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、WIRED CREATIVE HACK AWARD 2019グランプリ、第25回岡本太郎現代芸術賞入選など。
https://www.shibashiishibashi.com/

