127th metaPhorest セミナー
2026年11月20日(金)19:00-21:00

127th metaPhorest Seminar by 水田雅也 Masaya Mizuta + 藤岡慧 Akira Fujioka
This event will be primarily in Japanese, but questions and comments in English are also welcome.
11/20(金)のmetaPhorest Seminarでは、動物と人間の関係性をテーマに制作活動を行うアーティストの水田雅也さんをお招きし、metaPhorestメンバーの藤岡慧とともに、人間と非人間の関係についてお話しします。フィールドワークやインタビュー、蚕をめぐる研究など、それぞれの実践を通じて、人間と生き物の関わり方を問い直します。
セミナー後の懇談タイムもあります。ぜひお越しください!
2026年11月20日 (金) 19:00–21:00
早稲田大学 先端生命医科学研究施設(TWIns)3F セミナールーム3
https://maps.app.goo.gl/Wy23SqPPMo3P7V8JA
ONLINE (映像の画質が悪いため、可能な方はぜひ現地へお越しください)
This seminar can also be held online. Zoom Link
人間と非人間(動物・生命)の境界をたどるフィールドワークと物語
本セミナーでは、動物と人間の関わり方に潜む矛盾や違和感を、地域でのフィールドワークや人々へのインタビューを通じて探る水田雅也と、蚕をはじめ多様なテーマから人文学と科学の両面で生命を探究する藤岡慧による対話を通じて、人間社会と非人間的な存在との複雑な交差についてお話しします。 前半は、水田がプロダクトデザイン専攻時代の初期作品から、グランプリを受賞した『神戸六甲ミーツ・アート 2024 beyond』、そして豊田市で展開した『カイコ録』に至る制作の軌跡を紹介します。人間の都合に合わせて機能や形態が与えられる「プロダクト(モノ)」の視点と、地域に残る産業遺産や歴史のリサーチを接続させながら、人間が生き物や自然をどのように管理・システム化してきたか、その足元にある関係性を捉え直すプロセスを辿ります。続いて後半は、藤岡が蚕をはじめとする生命現象へのアプローチを提示します。人の手なしでは生きられない蚕のあり方や、物質・環境としての生命の側面について、歴史的な背景と科学的な観察の双方から読み解いていく取り組みを紹介します。 人間が生き物やモノをコントロールしようとする中で、いつの間にか人間自身がその仕組みの中に組み込まれていく関係性についてセッションをします。人間を中心に考える視点から少し離れ、私たちは何に囲まれ、どうやって自分とは異なる存在と共に生きていけるのか、新たな視点を考えます。
水田雅也 Masaya Mizuta
1998年愛知県生まれ、京都府在住。九州大学大学院芸術工学府デザインストラテジー専攻修了。「動物と人間の関わり方」をテーマに活動。対象となる動物と人間の関わりについて、インタビューを中心に情報収集を行い、その中で生じた矛盾や違和感を起点に作品を制作する。主に映像、装置、テキスト、音声を用いる。近年の主な発表に『黄金町バザール2026』、『神戸六甲ミーツ・アート 2024 beyond』、『ATAMI ART GRANT 2023』など。主な受賞に『WACCA ART AWARD 2024』グランプリ、『神戸六甲ミーツ・アート 2024 beyond 公募大賞』グランプリなど。
https://masayamizuta.com
藤岡慧 Akira Fujioka
1997年長野県生まれ。2022年、早稲田大学大学院先進理工学研究科修了。2020年より metaPhorest に在籍し、蚕を題材としたアート作品の制作・研究を行っている。蚕と人間の関係性を問い直すことを目的に、蚕の生態的な特徴や、蚕と人間が紡いできた習俗・宗教・芸術などの文化史的な側面についてリサーチを進めている。

